[2018春] 笹井歳春 監督作品『戻る場所はもうない』予告上映・舞台挨拶

「戻る場所はもうない」43分・2017年制作
笹井 歳春監督挨拶のご案内

2018年5月19日
テアトル新宿にて
公開を記念して
予告上映と
監督挨拶をいただく予定です。

お楽しみに!

出演者
ルー大柴
高尾美有紀
岬万泰
新井秀幸

脚本・監督:笹井歳春
プロデューサー:小幡望美
撮影監督:久保田誠
録音監督:亀井耶馬人
撮影助手:新保嶺太
録音助手:田邊萌乃
整音:渡邉聡
効果AR:渡部未佳
制作:伊丹大輔

公開日
2018年5月19日
テアトル新宿

受賞歴
第11回「田辺・弁慶映画祭」主演男優賞、明日への期待賞
第60回「ロチェスター国際映画祭」優秀脚本賞
第40回「クレルモン・フェラン国際短編映画祭」コンペティション部門ノミネート
第15回「アシアナ国際短編映画祭」コンペティション部門ノミネート
第15回「ボゴタ国際短編映画祭」コンペティション部門ノミネート
第15回「うえだ城下町映画祭」コンペティション部門ノミネート
第18回「TAMA NEW WAVE」ある視点部門ノミネート

twitter

[2018春] 浦嶋嶺至 監督作品『東京ジェネレーター』

【TITLE】
東京ジェネレーター

【DATA】
2012-2015年作品 59分
日本SF大会Varicon(2012年)・こいこん(2013年)参加作品

【CREDIT】
企画協力/笹本祐一 堺三保
脚本・美術・監督/浦嶋嶺至
題字/近藤ゆたか
プロデューサー/増田俊樹

出演/大沢真一郎 下田早織 高橋美律子 大山貴華 林和哉 上山学 松本准平 コンタキンテ
友情出演/横田守 山本夜羽音 ほしのえみこ 環望

【PROFILE】
東京郊外。首都圏の電力不足を一気に解消する新たな発電施設「かぐつち」が建設され、政府や電力会社はその重力を利用した発電システムが完全に安全・安心だと謳っていたが、建設では手抜き工事が行われ強度不足が顕在化しつつあった。汚職の発覚を隠蔽する企業は稼働を強行するが、システムは暴走を始めてしまう。
外部との連絡も遮断される中、発電所職員・相馬はその事実を恋人に知らせようと走り出すのだが…

【MESSAGE】
30分以内の作品がイベントの規定ですが、今回特別上映。

撮影期間2日、その1週間後に上映、というプログラムピクチャー顔負けの早業で制作(その後特殊効果を大幅追加したバージョンを再上映)。
超・短期間で作ったとは思えない作品のクォリティを堪能せよ!!

[2018春] 詩束透流 監督作品『さとがえり』

【TITLE】
さとがえり

【DATA】
2007-2018年作品 9分

【CREDIT】
原案・絵コンテ・監督/詩束透流
撮影・編集/浦嶋嶺至

【PROFILE】
EXPO’70、大阪万博。『人類の進歩と調和』をテーマに開催されたこの博覧会は、戦後昭和最大の国内イベントであった。
当時の幼稚園ではお絵かきの時間に万博のシンボルである「太陽の塔」を園児たちが何かに憑かれたようにこぞって描き続けた。それほどにこの「大阪万博」というイベントは、当時の日本人の精神に影響を及ぼし、経済・科学・アート・音楽等、さまざまなジャンルに潜在的な道標となっている。

その中心に在るのが岡本太郎最大の作品である「太陽の塔」であった。
太陽の塔は単なる公園に佇むモニュメントではない。大仏と同じく、或いはそれ以上の近代日本人の精神の巨大なる支柱だ。

――そんな「太陽の塔」への憧憬を、ショートムービーの映像に凝縮したくて作りました。

【MESSAGE】
わが家には1970年の大阪万国博に行ったとき会場で父にせがんで買ってもらった「太陽の塔」の置物がずっと飾られています。
その置物を眺めていて、ふと「こいつもたまには古里に帰りたいんじゃないのかなぁ」とたまに思うこともあり、いつかそれを叶えてあげたいとの気持ちからこの作品は始まりました。
奇しくもこの2018年春から太陽の塔の内部公開も再開されましたが、本作の撮影は遡ること2007年、封鎖されたままだった塔内部の特別内覧会から。2度目の抽選に当たり入って見ることができました。
残念ながらその当時は内部の展示物については「撮影不可」だったのですが…

さて、果たしてわが家の「太陽の塔」クンは、願いをかなえることができたのかな…?

[2018春] ギー藤田 監督作品『Going there』

【TITLE】
Going there

【DATA】
2016年作品 10分
2016愛媛ヌーヴェルバーグ・グランプリ受賞

【CREDIT】
監督/Gee藤田
撮影/玉井雄一朗
音楽/藤井達生

【MESSAGE】
一息ついて我おもう

いままでの己の嗜好性
それはあまりにも一般的
かつ恣意的
深みと拡がりが欠けていた

お花畑に埋もれて過ぎ去りし昔日を振り返るとき

思い出すに違いない

あのとき、病床で目にし耳にし舌にした数々の贈り物のことどもを

吾に残された日々は光まばゆい希望のアルカディア

魂の揺らぎと安らぎ

退院まであともう少しです

[2018春] すぎやまゆうこ 監督作品『赤い蝋燭と人魚』

【TITLE】
Red candle and mermaid
赤い蝋燭と人魚(英語字幕)

【DATA】
2016年作品 22分
切り紙アニメ

【CREDIT】
原作/小川未明
切り絵/西村つみ
アニメーション/中村隆一
アートディレクション/すぎやまゆうこ

【PROFILE】
1921年につくられた小川未明の有名な童話。
人間の世界に産み落とされた
人魚の娘の悲劇を描く。

2016〜2017年
フランス JAPANEXPOパリ
イギリス HyperJAPANロンドン
イタリア Comics&gamesルッカ
にて上映し好評を博す

A famous fairy tale created in 1921 by Miki Ogawa.
Draws the tragedy of the mermaid’s daughter who was banished in the human world.
This time, screen animation animation will be screened.

【イベントロゴ】

作品の巻頭に置くロゴマークを作成してみました。

とはいうものの、特にオフィシャルというわけではありません。

いま上映会に向けて短編を編集中なのですが、何かカッコのついたものがほしいな、と思ったもので…

このロゴ映像を入れた短編をご覧になりたい方は、ぜひ5/12当日イベント会場へ!!

[浦嶋嶺至]